「おい、露坊！」小道具係の露木さんが、寅次郎の帽子を最終的に頼んだのがこちらさんだと聞いております。真偽の程は定かではございませんが、日本最古の帽子屋さんと聞けばあながち噂話とは言い切れませんでしょうか。さてこちらは創業明治25年！130年の歴史を持ちます日本最古の帽子屋「TOKIO HAT」さんです。一万円札の新たな顔となりました渋沢栄一翁が、日本人に似合う日本人の為の帽子をと創業しました我が国初の帽子メーカー。こちらはイタリアの木型をベースに、より日本人の頭の形に合うよう作成されました洒落た中折れハットです。楕円形の欧米型よりも、やや左右に幅が広く、前後の遊びが少ないモデル。程良い高さ、やや小ぶりのシャープなクラウンに、少し遊びの効くブリム幅。スーツでもカジュアルでも気品を保つ、絶妙ハットです。ビキューナなど昔から極上の素材を扱うTOKYO HATさんですが、こちらも負けず劣らずの極上ビーバー素材。ビーバー特有の張りと腰、そこに耐久性と防水性を持たせた特別素材。そしてこれがまた実に軽い！夏場の帽子は「暑い！重い！」とぼやいていた寅さんも、今なら間違いなくこの帽子を選んだ事でしょう笑。余計な裏地を廃し、ブリムとクラウン下部には大胆にパンチング加工を施す斬新さ！軽量化は勿論、通気性を高め、見た目もグッとモダンに。実はこちら昭和初期にサマーフェルトとして発売し好評を得ました、オールシーズン型モデルの進化版。洒落たこのスタイルをほぼ一年中味わえますのはやはり嬉しいもの。仕立てはフルイタリアメイド、素材もパーツも全てイタリア製。世界の帽子屋B社の関連ファクトリー製ですからまあ極上。古くからB社とお付き合いのある流石のオーロラさんでしょうか。ほぼB社と瓜二つですが汗、、それ故に色気もたっぷりと。表面に多少のスレと着用感、内側滑り部に薄汚れあります(後々には滑りテープの交換も良いでしょうか)かつてB社もフェルト製パンチングモデルを発売しましたが、それとは別格のビーバーの気品と優雅さがございます。ビーバー特有の品格と、日本最古の帽子屋の矜持、どうぞご堪能下さいな。寅次郎の帽子同様、ビーバーは手入れをすれば、一生物の相棒ハットになりますよ。 サイズ　58 ツバ6 色　ネイビー系　リボンも本体同色に近いネイビー色 イタリア製 付属品　画像16 参考価格　¥6万程 簡易的発送予定