産婦人科診療ガイドライン 産科編 2023（ボールペン付き） 【概要】 『産婦人科診療ガイドライン 産科編 2023』は、日本産科婦人科学会が編集・監修し、日本産婦人科医会と共同で発行した、産科診療における最新のエビデンスと推奨を網羅したガイドラインです。 2023年8月に第6版として刊行され、前版（2020年版）からの全面的な見直しが行われています。本書は、妊娠・分娩・産褥期における診療の質向上を目的とし、臨床現場での実践的な指針を提供します。 【主な特長】 ・最新のエビデンスに基づく改訂：前版の全Clinical Question（CQ）を最新の知見に基づき再評価し、4つの新規CQを追加。特に「妊娠中の貧血への対応」については、初めてシステマティックレビューを導入して作成されています。 ・新たな臨床課題への対応：「胞状奇胎の管理」「パンデミック時の妊娠・分娩管理」「プレコンセプションケア」など、現代の周産期医療における重要課題を取り上げ、具体的な対応策を提示しています。 ・人工妊娠中絶用製剤に関する留意点：2023年4月に国内で承認された人工妊娠中絶用製剤（ミフェプリストン錠200mg、ミソプロストールバッカル錠200μg）の使用に際しての注意事項を巻末に掲載し、臨床現場での適切な対応を促しています。 ・電子版付き：書籍購入者には、電子版が付属しており、PCやモバイルデバイスでの閲覧が可能です。これにより、場所を選ばずにガイドラインを参照できます。 【使用シーン】 産婦人科医師・助産師・看護師：日常診療やカンファレンスでのエビデンス確認に。 医学生・研修医：産科領域の学習や試験対策に。 医療機関の教育担当者：スタッフ教育や院内研修の教材として。 【書誌情報】 編集・監修：日本産科婦人科学会／日本産婦人科医会 発行日：2023年8月 判型・ページ数：A4判／466ページ（前文、索引含む） 発行元：日本産科婦人科学会 販売元：株式会社杏林舎